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さとう かずえ 先生 （佐藤 和江）

【 プロフィール 】
埼玉県出身。二胡を劉継紅氏に師事。
第4回華音杯中国民族器楽国際コンクール海外部門入賞。
斎藤由貴主演舞台『奇跡のメロディー〜渡辺はま子物語〜』の舞台音楽、ビジュアルアーティストTom Reyes氏、ジャズピアニスト坪口昌恭氏と共演など、中国古典曲にとどまらずジャンルを超えた活動を精力的におこなっている。現在、各地で後進の指導を務める。

【 指導の特徴やモットー 】

私自身、テンポが速い曲がなかなか弾けず、苦労した経験があります。
楽器を弾くうえで音程の正確さは重要ですが、二胡は最初から音程を優先して弾くと、緊張感があるのに更に体に余計な力が入り、疲労、痛みに繋がります。まずそれらを回避する方法、楽に弾く方法から始めます。楽に弾く方法は軽いスポーツに繋がるので、元気にもなります。そして、演奏に必要なテクニックであるポジション移動とビブラートに入ります。テクニックを習いながら、生徒さんが弾きたい曲を通して表現の幅を広げていき、演奏する楽しみを見つけ出して頂く、二胡を弾いているから毎日が楽しい！となって頂くのが、私の最大の喜びです。

さとう先生に質問

Q1.　二胡はいつどんなきっかけで始めましたか？
楽器を弾きたいと探し始めた頃、たまたまテレビで歌とギターのユニットのバックで演奏していた楽器を見て、人間の歌に近い楽器だ、これをやりたいと心を揺さぶられ、すぐに楽器屋さんに駆け込みました。でも後になって、それは二胡ではなく京胡だったと知りました。

Q2.　得意・専門のジャンルは？
得意なジャンルといえるかわかりませんが、ポップスやアニメや映画音楽などを、二胡の特徴を活かす表現が得意です。
二胡は1つの曲を、楽しく元気な曲、寂しく悲しみに溢れている曲と、弾きわけることができる楽器です。人間の感情と同じで、毎日毎日、気持ちの変化があるのと同じように、曲自体に変化がつけられます。これらができるようになるにつれて音楽の聴き方が大きく変わりました。

Q3.　好きな・影響を受けたアーティストはいますか？
矢野顕子、大西順子、横山勝也、土取利行、ヤッシャ・ハイフェッツ、劉明源

Q4.　楽器を上達させる秘訣はありますか？
継続することです。一ヶ月に一度のレッスンだけでも毎月続けることで三ヶ月後、半年後は大きな変化がみられるのが私は嬉しいです。

Q5.　生徒さんに指導するにあたって気をつけていることはありますか？
コミュニケーションをとって生徒さんの内面に合う説明をすること。無理をしないこと。自分で判断できて楽しめるように、様々な経験を伝えることです。

Q6.　楽器を演奏することで何か伝えたいことはありますか？
演奏して伝えたいより、何よりも実際に弾いて頂きたいです。実際に自分で弾くほうが楽しいですよ！